利用者さんの声

利用者さんの声

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A型事業所を利用し始めたころと、今。   (インタビュー)

 

■Aさん(高次脳機能障害)

<新草会に入る前の課題>

入社する前は、わからないことはわからないまま解決できなかった。

誰にも相談できず孤独だった。

 

<新草会の良いところ>

親身に話を聞いてくれるところ。わからないところも、わかりやすく教えてくれる。

 

<入社して良かったこと>

仕事にやりがいを持てたこと。今までで一番やりがいを感じている。

また、わからないことでも、自分で考えてから業務にあたれるようになってきた。

工夫することでどうやったらもっと早く、安全に仕事ができるか考えられるようになってきた。

 

<現在の課題について>

自分の考えをわかりやすく伝えること。

 

<その他>

僕の中で障害とは障害走の障害。

自分にとっては乗り越えられないけど、乗り越える努力をしていくものだと思っている。

障害者だからできなくて良いと思うのではなく、自分でもやれるように努力する気持ちが大切。

「大変だけど、大変だからこそやりがいがある。」

皆ができるようになったら良い。今後も続けていきたいと思う。

 

■Bさん(知的障害)

 <今ままでの課題>

以前の職場では、自分の作業が遅い時など「まだ終わっていないのか」といったプレッシャーがかかる言葉をかけられたり、周囲の雰囲気に適応するのが苦手で恐怖心がありました。また、一度に多くのことを頼まれると頭の中で整理できなくなることがよくありました。人から言われた言葉を一つずつ自分の中で素直に受け入れることが課題でした。

 

<新草会に入って感じること>

自分の力が、周りの人の役に立っていることを実感しています。

声をかけてもらうことが多くなりました。またわからないことがあっても、やり方を見せながら丁寧に教えてもらえていると感じています。その環境のおかげなのか、以前は上司に一つ一つ指示されないと動けなかったのですが、状況に応じて何をすべきか自分でも気づけるようになってきました。

 

<これからの課題>

周囲の人の気持ちと行き違うことがあり、関係づくりに課題を感じています。自分は責任感や仕事に対する熱意がある反面、周囲の利用者も自分と同じように同じ熱量で仕事をしていると思い込みがちなところがあることに気づきました。どうしたら相手が気持ちよく、自分を受け入れてくれるかを自分で考えることの難しさを感じていますが、少しずつ、指導員の方のアドバイスをいただきながら成長していきたいと思います。

 

■Cさん(精神障害)

  <今ままでの課題>

新草会に入社するまでは一般の事業所で働いていましたが、周囲に気を配れず、人間関係でつまづきがちでした。辛い思いを自分だけで抱えていたのと、人間関係を積極的に作れなかったので人に相談することもなかったと思います。自分の性格として、卑下してしまったり人の話を聞けない傾向があるので、弱音を吐くようかもしれないけど、正直、周りから支えてくださる方がいて欲しい状態でした。

 

<新草会に入って感じること>

最初の数ヶ月は気持ちの整理が難しかったのですが、サービス管理責任者始め、指導員の方々がしっかり見守ってくれるので安心して働けています。できない自分を卑下するだけではなく、少しずつ成長することができたし、自分の居場所ができたという実感があります。働きやすい環境があると感じてます。人それぞれ色々な課題を抱えていることがわかってきましたし、自分だけが特別ではないということを知るきっかけにもなりました。

 

<これからの課題>

今後は冷静に周囲に気を配りながら、柔軟に判断できるようになりたいです。仕事の幅を広げて、新しいことを覚えながら、楽しめるように。今を肯定して今を大事にしていきたいと思います。

就労継続支援A型事業所、B型事業所セリュー|新草会